釣りって、楽しいですよね!
朝早く起きて、波の音を聞きながら、あの一投にドキドキする感じ。
自然の中で過ごす時間って、ほんとに贅沢だなぁって思います。
でも最近、ちょっと気になる話題を見かけたんです。
それが「根がかり」――つまり、釣り糸やルアーが海の岩や障害物に引っかかって、そのまま放置されてしまう現象のこと。
「え?あれって、そんなにヤバいの?」って思いましたよね。僕も最初はそうでした。
ところがどっこい。
この“ちょっとした放置”が、海の生き物にとっては命取りになることもあるらしくて…。
しかも、釣り人口が増える今、海に残される釣り具の量もどんどん増えているんです。
そんな中で、「それなら、自分が拾って再生してやる!」と立ち上がったのが、静岡県焼津市の“マリンスイーパー”、土井祐太さん。
彼の活動を知ったとき、正直、めちゃくちゃ胸が熱くなりました。
今回は、「ただの釣り人」が「海を守るヒーロー」になった、そんな物語を紹介します。
「釣りって、こんなに深いんだ…」って、きっと思ってもらえるはずです。
なぜ“根がかり”が問題なのか?|放置された釣り具が海を傷つける

釣りをしてると、誰しも一度は経験する“根がかり”。
「あ〜、引っかかっちゃった!しょうがないか…」って、そのまま糸を切っちゃったこと、ありますよね。
僕も昔、何度もやってました。
でも、それって実は――“海にゴミを捨ててる”のと同じことなんです。
海底に残された釣り糸やルアーは、想像以上にたくさんあって。
そのまま放置されることで、海藻に絡まったり、魚やカメが引っかかったり、時には命を落としてしまうこともあるんです。
「そんな大げさな…」って思うかもしれません。
でも、これは現実。
環境省も“見過ごせない問題”として警鐘を鳴らしているレベルなんですよ。
特にコロナ禍以降、釣り人口が一気に増えたこともあって、海の中はますますゴミでいっぱいに…。
「アウトドアだから自然に優しい」って思いがちだけど、実は自然を傷つけてしまっている可能性もあるんですよね。
それでも、今まで本格的な対策って、ほとんどされてこなかったのが現実。
「みんなやってるから仕方ないよね」って空気が、問題を見えにくくしてたんだと思います。
でも、そこに声をあげた人がいました。
次のパートでは、そんな“拾う釣り人”土井祐太さんのことをご紹介しますね。
静岡県焼津市の海に現れた“マリンスイーパー”

根がかりの問題があるのはわかっていても、
「でも、それってどうしようもないよね…」って、思っちゃいますよね。
実際、僕も「海に潜って回収なんて、無理でしょ」って思ってました。
でも、そんな常識をひっくり返すような人が、静岡県焼津市にいたんです。
その名も――“マリンスイーパー”土井祐太さん。

彼はなんと、実際に自分で海に潜って、根がかりしたルアーを回収してるんです。
しかもそれを、きれいに洗って、リメイクして、販売までしてるっていうからビックリ。
最初にその活動を知ったとき、「え、そんな人ほんとにいるの?」って正直思いました。
でも、調べれば調べるほど、彼の情熱がガンガン伝わってきて、もう応援せずにはいられなくなりました。
彼が言ってたんです。
「誰かがやらなきゃ、ずっと放置されたままになる。それはもう分かってることなんですよね」って。
いや〜、シンプルだけど、めちゃくちゃ刺さりましたよね…!
“やる人がいなかったら、自分がやる”って、なかなか言えることじゃないと思うんです。
焼津の海って、地元の釣り人や観光客にも人気のスポットらしくて、
だからこそ「この海を守りたい」っていう想いが、彼の原動力になってるんだろうなって。
しかも土井さん、元々プロの環境保全家とかじゃないんです。
いち釣り人として、ただ“おかしい”と思ったことを、自分の手で変えようとしてるだけ。
でも、そこがまたかっこいいんですよね!
ゴミから生まれる宝物|ルアーのリメイク工程と販売の裏側

根がかりして海に沈んだルアーって、もう“終わったモノ”だと思ってましたよね。
サビてるし、汚れてるし、正直ゴミでしかないって思っちゃいがち。
でも、土井祐太さんはその“海のゴミ”を、宝物みたいに丁寧に拾い上げてるんです。
海に潜って拾い集めたルアーは、まず全部水洗いして、サビや汚れを落とします。
中には、変形して使いものにならないものもあるけど、そういうのはパーツ取りに使ったり、素材として再利用したり。
「どうしたら命を吹き返せるか?」を一個一個考えながら、手作業で再生していくんですよ。
いやもう、すごいの一言ですよね…。
「捨てられたものに、もう一度価値を与える」って、なんかめちゃくちゃロマンありません?
しかもリメイクしたルアーは、オンラインショップやイベントで販売もしていて、釣り人たちからも「使ってみたい!」と好評なんです。
一個一個が手作業だから、すべて一点モノ。
世界に一つだけのルアーってだけで、もうワクワクしますよね!
売り上げの一部は、活動資金や機材費、清掃活動の継続に充てられていて、
買うこと自体が「支援」になるっていう仕組みも、ほんと素敵。
>>マインスイーパーネットショップ
「ただのゴミ」が、「釣れるルアー」に生まれ変わって、
しかもそれが「海を守るアクション」になるなんて――
正直、これこそ“持続可能な釣り”のカタチじゃないかなって、強く思います。
なぜ共感が広がる?SNSで話題になった理由とは
土井さんの活動、実はSNSでもめちゃくちゃ反響があるんです。
投稿のコメント欄には
- 「こんな人がいたなんて…!」
- 「涙が出た」
- 「応援したい!」
って声が本当にたくさん。
これ、なんでこんなに共感が集まるんだろう?って考えてみたんですけど、
やっぱり「普通の釣り人が、自分にできることをやってる」っていうリアルさがあるからだと思うんですよね。
環境問題って、どこか遠い話に感じがちじゃないですか。
「国がやること」「大企業が取り組むこと」みたいなイメージがあって、
正直、個人が何かしても意味ないよねって、思いがちです。
でも土井さんは、そんな空気をぶっ壊してくれてる。
「僕にできることは、小さいけどある」って、行動で示してるんです。
だからこそ、見る人の心を動かすんだと思います。
>>マインスイーパーネットショップ
実際、SNSを通じて「私も拾ってみました!」とか「今度ルアー買います!」っていう人が出てきてて、活動がどんどん“共鳴”して広がっていってる感じがして、すごく希望を感じますよね。
特に釣り好きの人たちからは、「自分たちも加害者かもしれない」ってハッとさせられた、っていう声も多くて。
この“気づき”って、めちゃくちゃ価値があると思います。
「ただの釣り人が、海を守るきっかけを作った」――
そのストーリー自体が、人の心を動かすパワーを持ってるんですよね。
釣りを楽しむ私たちにできること

土井さんの活動を知って、僕自身「釣りって、こんなに責任のある趣味だったんだ…」って改めて考えさせられました。
でも同時に、「じゃあ自分には何ができるんだろう?」ってモヤモヤも出てきますよね。
海に潜ってルアー拾うなんて、正直できないし…って。
でも、できること、実はめちゃくちゃあるんです!
🎣 根がかりしないために、まず“意識”を変える
一番シンプルで効果があるのは、「根がかりしにくい釣り方を心がけること」。
例えば、岩場を避けたり、沈んだ構造物がある場所では慎重に探るようにするだけでも全然違います。
また、ライン(釣り糸)をなるべく太くすることで、万が一引っかかっても回収できる可能性が高まります。
「道具にこだわる=環境にも配慮する」って意識が、これからの釣りスタイルかもしれません。
🧤 ゴミは“自分の分+1つ”拾って帰る
これ、めちゃくちゃシンプルだけど効果大です。
自分が出したゴミ+見つけたゴミをひとつでも持ち帰るっていうルールを作るだけで、
1人が毎回ちょっとずつやるだけで、海のゴミって確実に減るんですよね。
釣り人が「海の守り手」になれるって、ちょっと誇らしくないですか?
💡 応援・購入という“行動”も立派な一歩
そして、「自分には無理かも…」って思っても、応援することも大事な行動。
土井さんのような活動をしている人をフォローしたり、リメイクルアーを購入することで、間接的にサポートすることができます。
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しかも、それが自分の釣果に繋がったらめっちゃ嬉しいですよね!
環境にもいい、釣果も上がる、想いも伝わる――まさに“三方よし”です。
「自分にできることなんて…」じゃなくて、
“今日から変えられること”を1つずつ積み重ねる。
それが、釣りをもっと気持ちよく楽しむための第一歩だと思います。
まとめ|“釣って終わり”じゃない、海と共に生きる釣りの未来
釣りって、魚が釣れた瞬間が一番の醍醐味じゃないですか。
でも本当は、その前も後も、全部が“釣りの時間”なんだなって、この記事を書きながらすごく感じました。
根がかりして終わりじゃない。
拾って、直して、また使う。
そんな循環型の釣りが、じわじわと広がってるって、すごく希望がありますよね。
土井祐太さんのような人が現れてくれたことで、
「海を守るって、特別な人だけがやることじゃない」って気づかされました。
むしろ、一番自然に海と向き合っているのは、釣り人自身なんだって。
たしかに、全部の釣り人が“完璧”を目指すのは難しいかもしれないけど、
「ちょっと意識を変える」「ちょっと拾う」「ちょっと選ぶ」だけで、
海の未来って、ちゃんと変わると思うんです。
僕たちはただ魚を釣ってるんじゃなくて、自然と向き合う時間を楽しんでるんですよね。
だからこそ、海と共に生きる釣りを、もっと広めていけたらいいなと思います。
読んでくださって、ありがとうございました。
この記事が、誰かの“気づき”や“行動のきっかけ”になれば嬉しいです!
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